<2021年4月2日>
放浪ドライブ訪れた新潟県長岡市の「大河津分水」。
「もし大河津分水がなかったら」信濃川が増水したときに
下流域での氾濫がどうなるのかというシミュレーションがありました。
その隣にある「信濃川流域の洪水」の歴史を見ると、
ここ数年の間でも危機的な状況が何回もあったことが分かります。
このため大河津分水は更なる改修の必要性に迫られています。
改修事業の全体像が示されていました。
次は「堰操作の仕組み」です。
「可動堰」と「洗堰」の役割を解説した動画です。
後方では展示準備中のトンカチの音が聞こえていました。
模型でも分かりやすく説明されています。
「可動堰」と「洗堰」はそれぞれ役割が異なっていて、
雨の降り方によって両者を使い分けるという解説でした。
堰の仕組みは模型で分かります。
「大河津分水」があるおかげで、広大な越後平野は洪水から守られています。
先人たちの労苦を想像しながら、世紀の大工事の成果を詳しく知ることができました。