<2022年10月5日>
長崎の旅で訪れた「原爆資料館」。
館内を見学し、屋上へ上がって爆心地を眺めているときに
ちょうど「11時02分の音楽」が流れました。
下へ降りて来て、道路を渡ると向こう側「原爆石碑」群があります。
金色の鳩と平和の文字。
隣は「原爆句碑」で、昭和36年に長崎県俳句協会が選んだ
12句が刻まれていました。
こちらは「長崎原爆」と題した七言絶句の漢詩です。
【誰かここに かがみゐたらむ 熱線に その身は焼けて 影ひける石】
詠者は「誉美」という方です。
惨状が目に浮かびました。
【朝の日を さへぎらふ無き 丘の上・・・】あとは解読不明。
「福岡俘虜収容所第14分所追悼記念碑」です。
ということは、捕虜になっていた連合軍兵の中にも
原爆犠牲者がいたのかも知れません。
石碑をひと通り見て歩いて、定期観光バスの集合場所へ向かいました。
途中の歩道にあったのが「セントポール市の花」のレリーフ。
長崎とは姉妹都市なのかも知れません。