<5月20日>
デンマークのコペンハーゲン港を出航した大型クルーズ船
「DSDFシーウェイズ」号は、快晴の青空の下を航行して行きました。
「操舵室」の手前まで行ってみました。
室内はよく見えませんでしたが、人が動く様子は分かりました。
先ほどまで並走していたヨットを追い越します。
遥か右舷前方に船が見えて来ました。
予想以上に「全く揺れない」船は「静かな海面」を滑るように進みます。
これまで日本国内では何度も船に乗って来ましたが、
これほど揺れを感じない船は初めてでした。
海を眺めている私たちの真下から話し声が聞こえて来ました。
何と船員さんたちが、船の塗装の剥げた部分を塗り直しています。
これも仕事のひとつなのかも知れませんが、客を乗せている最中に
メンテナンス作業をする様子も初めて見ました。
甲板からはずっと陸地が見えています。
深く切り込んだ形の湾内を進んでいることが分かりました。
向こう岸に大きなカントリーエレベーターのような施設が見えます。
前方を横切っていく大型船。
滑るように舐めるようにゆっくりゆっくり進んでいく
大型クルーズ船に乗っていると、時間もゆったり過ぎて行く感じでした。
聞こえていたのは風の音と静かなエンジン音だけでした。