<2月25日>
JR東日本企画の「Sake列車」で訪れた秋田県横手市。
買い物とフリータイムで「秋田ふるさと村」へ連れて行かれたものの、
そもそも地元で、珍しいお土産がある訳でもなく、
雪に埋もれた広大な施設内を、散歩するのがせいぜいでした。
その途中で見つけたのが、みちのくの「こけし」群です。
まず「肘折系」、これは山形県。
こちらは「南部系」ですから岩手県。
「津軽系」は青森県。
「土湯系」は福島県。
「鳴子系」は宮城県。
「山形系」です。
「作並系」は宮城県。
「遠刈田系」も宮城県。
「弥治郎系」も宮城県。
「蔵王高原系」も宮城県。
そして「木地山系」は秋田県。
こちらだけは地元だけあって、製作者別に並んでいます。
最下段の大型こけしが「小椋久太郎」作。
「木地山系」だけで、ショーケースひとつ分ありました。
みちのくの「こけしの系譜」が一覧できるコーナーで、
東北六県すべてにあるものの、
やはり主流は宮城県で、中には絶滅した系譜もありました。