珍しく哲学書を読み終えました。
途中からは飛ばし飛ばしになりましたが・・・。
「思索」「著作と文体」「読書について」の
三篇が収められています。
一貫して、読書だけしても愚者になるだけで
「思索」をしなければならない、という主張が貫かれています。
カントのことは評価していますが、
その後の哲学者たちはコテンコテン状態で、
いささか上から目線的に罵倒しているようにも見えます。
一方で、「ただ沢山読めばいいというものではなく、
量より質で、深い思索が伴わなければならない」と考えれば
納得できる面もありました。
【2023年11月18日 読了】