<2022年10月5日>
長崎の旅は2日目の早朝散歩で、長崎県庁跡地へ。
再開発工事が進む跡地の養生壁には、
「古写真でみる県庁舎跡地」の解説がありました。
明治7年(1874)に現江戸町の長崎奉行所西役所跡地に完成した
初代庁舎は、1ヶ月もたたない8月21日に台風で倒壊したそうです。
2代目庁舎は、初代の倒壊後2年後に完成して25年間使われました。
3代目は明治44年(1911)の完成で、
辰野金吾を顧問にしただけあって、東京駅のような外観です。
昭和20年の原爆投下で焼失。
4代目は昭和28年の完成で、65年間使われました。
敷地の一角に「道路元標」がありました。
このあたりが「江戸町」です。
長崎にできた最初の町は、元亀2年(1571)のこと。
「平戸、大村、島原、横瀬浦、外浦、文知」の6つの町が始まりだそうです。
キリシタン大名大村純忠の時代のことでした。