スタジオジブリの足跡を丁寧に追いながら、
その裏側をつぶさに記録した一冊でした。
第24章まで、ジブリが手掛けた作品をひとつづつ採り上げ、
構想から制作、公開からその後まで、
誰がどう考えて、どう関わっていたかの記録で、
日本の映画とアニメの歴史と、
その中でのジブリの位置づけが、よく分かりました。
今でなければ書けない内容で、
鈴木さんでなければ書けない記録だったと思います。
先月「君たちはどう生きるか」を観に行ったときに、
たまたま映画館のSHOPで見つけて買って来た本で、
読み応えのある、興味深い内容でした。
【2023年9月26日 読了】