今年も世界各地で自然が猛威を奮っています。
私自身もそんな被災者の一人になってしまいました。
被災の詳細については、「ほとぼりが冷めてから」
じっくりゆっくり紹介することにして、
災害と歴史を結び付けて話が展開するこの本は
実に興味深く読み終えました。
第1章 秀吉と二つの地震
第2章 宝永地震が招いた津波と富士山噴火
第3章 土砂崩れ・高潮と日本人
第4章 災害が変えた幕末史
第5章 津波から生きのびる知恵
第6章 東日本大震災の教訓
と採り上げている災害は少ないものの、
歴史の転換に大きく影響したことが分かります。
過去の歴史を調べ、学び、現代と未来に活かすこと、
先人の体験と教えと痕跡は大切にしなければならないと
痛感させられます。