人口減少、高齢化、少子化などをネガティヴ要因として、

これから悲惨な時代が来ることに警鐘を鳴らす著書が

溢れており、メディアも、行政も寄ってたかって

同じような情報を流すので、未来は暗くなります。

本当にそうか?と問われれば、私の場合は、

「そういう面もあることは否定しないが、

そうでない面も多々ある」という応え方をしています。

 

 序 章 学生社長、ハゲる…

 第1章 まちから「利益」を生み出そう!

 第2章 まちづくりを成功させる「10の鉄則」

 第3章 自立した「民」がまちを変える

 

補助金頼りの地方創生は立ち行かなくなっていることは

明らかで、人口減少もどんな対策を講じようと

止めることができないことも明らかです。

 

ダウンサイジングの街づくりの中で、

どうすれば活力を維持できるのかを考えるべきで、

その意味では、刺さる言葉が次々に出て来る内容でした。

 

例えば・・・

【これからの時代には「民間には高い公共意識」

 「行政には高い経営意識」が求められる。】

 

先月北欧を旅してみて、面積はほぼ同じなのに

日本は1億人以上、フィンランドはたったの5百万人という

人口規模で、フィンランドの方が一面では豊かに見えました。

幸せや豊かさは人口規模だけでは計れないと感じた次第です。

 

【2023年6月12日 読了】