<2021年3月31日>
放浪ドライブで訪れた岐阜県高山市。
夕方のレンタサイクリングで、街の中を疾走し、
次に見つけたのが「村半」という建物です。
別名は「若者等活動事務所」。
若者たちの地域活性化を支援する施設で、
飛騨高山のまちの未来づくりに繋がることを目指しています。
自転車を停めて、中へ入ってみると、「待ってました!」
とばかりに年配のスタッフの方が招き入れて説明してくれました。
お雛様も飾られていました。
旧家を活用したもので、座敷や床の間も立派です。
配置図を見ると、中庭を挟んで、母屋、まゆ倉庫、土蔵が
何棟も連なっていました。
「村半」は、明治大正期のこの建物の所有者である
「村田半六」に因んだものだそうです。
中庭を取り囲むように建物が並ぶ、立派な施設です。
複数ある土蔵も展示や活動用スペースになっていて、
とても短時間で見切れる状態ではありませんでした。
私の方はと言えば、レンタサイクルの返却時刻が刻々と迫って来るので、
ゆっくり廻っている余裕はなく、もっとゆっくり見て欲しいという
スタッフの方の思いを振り切るように施設を後にしました。