<2021年3月31日>
放浪ドライブで訪れた福井県の「永平寺」。
「山門」の中に入って「中雀門」を眺め、
一旦外へ出て来て、各建物を結ぶ回廊の前を通り次の建物へ。
「浴司」です。扁額がかかっていますが達筆で読めませんでした。
山門の並びの山側の位置です。
私語は禁じられている「三黙道場」のひとつで、
中に安置されている「跋陀婆羅菩薩(ばったばらぼさつ)」に
参拝し、身体だけでなく心も清浄にすることを念じるそうです。
「沐浴する者千人なりとも、その湯浄きこと元の如し」
まさに「風呂修行」の境地です。
回廊の先へ向かいました。
長い長い石段の先に建物が見えます。
「経蔵」です。嘉永4年(1851)の再建ですから、
このときがちょうど170年目でした。