「USA」という国が、如何に多様性に満ちた国であるのか。
というよりは、50の別々の国が集まった集合体であることを
改めて認識させられる内容でした。
読売新聞の元ワシントン支局長という筆者の目を通して、
50州の特徴や歴史的成り立ち、著名人まで
1州5ページ程度でコンパクトにまとめてあります。
当時の大統領選挙で、クリントン、ドール、ペローの
各得票率に触れているのは、記者魂のなせる業でしょうか。
米中ロの駆け引きが激化しているいま、
同じような内容で中国やロシアもあれば、
もっと分かりやすくなるような気がしました。
【2023年2月22日 読了】