<2022年3月18日>
上州ドライブで訪れた群馬県渋川市の「伊香保温泉」。
伊香保といえば「石段街」ですが、
その一番下、つまり「石段街の始まり」まで来ました。
広域マップで、伊香保を含む周辺地域の紹介があります。
降りて来た石段街を振り返ります。
「石段の歴史」が詳細に記されている解説板。
石段街が誕生したのは天正四年(1576)で、
長篠の戦いで織田と徳川の連合軍に敗れた武田勝頼が、
真田に命じて造らせたものと言われているそうです。
「石段街の始まり」から446年目。
1段目は海抜715m、365段目は783mですから、
高低差は約68mということになります。
江戸時代に温泉の引揚権を認められたのは十二軒で、
それが先ほど行った「伊香保口留番所」の役人を年番で勤めていました。
これが十二支で廻したことから、石段のあちこちに十二支のプレートが
埋め込まれています。
マスコットキャラクターは「いしだんくん」。
石段の途中には「小間口観覧所」が設けられており、
源泉から石段街の中央にある樋を通って、
各旅館へ引湯される様子をガラス越しに見ることができます。