<2022年3月30日>
上州ドライブで訪れた群馬県の伊香保温泉。
チェックアウト後に宿の駐車場に車を置かせてもらい、
裏道ルートを辿って、「330段目」あたりから石段を登り、
「伊香保神社」の境内に着きました。眺めは最高。
石碑が並んでいます。
まず「芭蕉の句碑」。
表が芭蕉で【初時雨 猿毛小蓑越(さるもこみのを)
不し気南梨(ほしげなり)】
「初めての時雨で寒さを覚え、早速蓑を羽織ったが、
猿も小さな蓑を欲しそうに見える」といった意味で、
実は奥の細道から故郷の伊賀上野に帰る途中、
伊賀山中で詠んだ句で、伊香保とはあまり関係なさそうです。
隣は「高山彦九郎 願掛けの石」。
こちらは万葉歌碑で
【伊香保ろの 八坂堰塞(やさかのいで)に 立つ虹の
顕ろまでの さ寝をさ寝てば】
こちらは「入澤 肇 顕彰碑」。
官僚、国会議員、大学教授で伊香保神社崇敬会理事だった方。
「伊香保神社」の社殿です。
「伊香保神社略記」が「詳細に」記されていました。
カエルです。意味は不明。
石灯籠が町の史跡に指定されていました。