<2021年3月30日>
放浪ドライブで辿り着いた福井市。
駅から足の向くままに歩くうちに、日が暮れて来ました。
川べりにでると大きな水門があります。
手前に架かる橋が「荒川水門橋」ですから、
この水門は「荒川水門」ということになります。
橋の上から眺めると水門は少し開いていて、
向こうからこちら側へ水が流れていました。
暗かったのと、地理に疎かったので推測ですが、
水門の向こう側が「荒川」、
手前側に「足羽(あすわ)川」があるものと思われます。
足羽川は最終的に「九頭竜川」に合流する川で、
福井市の中心部外側を流れている大きな川ですので、
足羽川が増水したときに、街の中心部に通じる
小さい方の荒川に逆流してないように
止めるための水門と思われます。
「荒川水門」の前を通過して、堤防を歩いて行きました。
あたりはすっかり暗くなってきて、
こんなところを歩いているのは私独りです。
「注意書き」の看板も良く見えなくなりましたが、
「犬のリードとフン」「ゴミ持ち帰り」「ゴルフ禁止」でした。
堤防の上をずっと歩いて行くと、左側に福井の街の灯りが見えます。
駅方面が左側であることは認識していましたので、
「何となく」ホテルを遠巻きに歩いている…だろう、という勘でした。
階段があったので、ここらで堤防の下の平地へ。
そこに神社がありました。
石柱には「北向観世音菩薩」と刻まれています。
橋です。ということは・・・、「足羽川」の堤防から下りて、
平地をあるいて寺の前を過ぎ、再び細い川に架かる橋まで来たことになります。
おそらくこの橋は「荒川」に架かる橋で、
これを渡った方が、福井駅方面に戻って行く・・・はず。
と考えて、橋を渡って行きました。