<5月18日>
東京築地界隈のぶらぶら歩き。
「松竹大谷図書館」から、少し前に渡った「祝橋」のところまで
戻って来ました。この橋の向こう側は公園になっています。
一角に建つ石碑には昔の風景が刻まれた銅板がありました。
遊具や芝生などのない、ただの広場のような公園です。
下を走るのは高速道路で、「築地川」に架かっているはずですが、
この川自体が埋め立てられているようです。
何もない公園ですが、周りのオフィスからでしょうか
多くのサラリーマン風の人たちが三々五々休憩していました。
その先へ歩いて行くと、「明治公会堂跡」とい解説板があります。
明治14年(1881)に福沢諭吉の発案で建設された建物。
広間には3千人、食堂には2百人を収容できたそうで、
当時の東京では随一の講演・会食会場だったようです。
明治16年、鹿鳴館に先駆けて舞踏会が開かれたこの建物も、
関東大震災で焼失し、今は「跡地」という看板だけでした。