<3月27日>
上州ドライブで訪れた群馬県川場村の「土田酒造」。
蔵見学のあとに立ち寄った直売店は、
まさに「土田の挑戦」ともいえる商品のオンパレードで、
どれもこれも買いたくなるものばかりでした。
とはいえやはりメインはお酒です。
しかもこのときは車で来ていたので、少し多めに買っても大丈夫。
「研究醸造15」は「アミノ酸の旨みを徹底的に追求した」とのこと。
会社のリーフレットにも「土田の挑戦」が紹介されています。
「Tsuchida 12」は「呑みやすいけどコクがある」酒を追求。
蔵見学は予約をすれば、もっと詳しく案内してくれたようです。
「きき酒」は車で来ていたので、残念ながらできません。
「Tsuchida 上州クラシック」は「精米歩合;90%」というシロモノ。
酒米を磨いて磨いて、70%→50%→35%→25%といった具合に
本当に芯の部分しか使わずに透明感のある雑味のない綺麗な酒に仕上げるのが
現在の主流ですが、この酒はその「真逆」を行っています。
たった10%しか磨かないということは、食用米と大して変わりません。
それでもちゃんとした「クラシックな辛口」の酒ができることを証明しています。
実は最初は、蔵見学をして食事もするつもりでした。
ネットでこのチラシを見つけたためで、一石二鳥と思って電話。
ところが、食事の予約は6名からということで、
残念ながらこちらの想いも叶いませんでした。
トータル30分くらいだったでしょうか、
日本酒業界に旋風を巻き起こしているともいえる「土田酒造」。
「Tsuchida」のブランドで「磨かない酒」「伝統的な造り」に
徹している酒蔵の現場をじっくり見て、
結局3本のお酒、冷酒グラスなどなどをお土産に買って来ました。