昨夜呑み終えた酒は、
最初は薄いベールをまとっていました。
静岡県掛川市、土井酒造場の純米吟醸
「あさば一万石」です。
開封したときは片口と「フィレンツェ」グラスで。
ラベルの地模様は古地図でした。
江戸時代に水害で悩まされた地域の大規模工事を行い、
そこで新田開発をして一万石の大名クラスにまで
収穫量を上げて行った地域に山田錦を植えて酒に。
生産者は「浅羽町まちおこし協会」です。
原料米;浅羽産山田錦100%、精米歩合;50%、
日本酒度;+2、アルコール度数;16度。
とてもふんわりと味わい深い、
初夏にふさわしい吞み口のやさしい味でした。