<2021年3月30日>
放浪ドライブで訪れた福島県会津若松市の「鶴ヶ城」。
本丸の南東側に移築再建された「茶室 麟閣」へ入ります。
表門をくぐって、反時計回りに回る順路です。
初めに「寄付(よりつき)」から。
茶会に先立って、連れの客を待合せたり、
身支度を整えて席入りを待つための場所だそうです。
次は「中門」。
皮葺きの渋く低い門です。
茶室の「躙口(にじりぐち)」同様に、
「潜り」の意味が込められています。
次は「腰掛待合」。
客が露地入りして、亭主が来るのを待ったり、
中立の際に一旦露地に出て、後の席入りの合図を待つ場でもあります。