<3月27日>
群馬県沼田市から日光へ通ずる国道120号線、
「日本ロマンチック街道」という別名のある道路から、
谷底へ降りて行くと「吹割の滝」があります。
「溶結凝灰岩」の割れ目に、三方から水が流れ落ちる滝は、
雪解け水のおけげで流量も多く、凄い迫力でした。
しかも、早朝+「COVID-19」で、歩いているのは私独り。
滝に吸い込まれそうな脇道の遊歩道を通って、階段を上がると、
轟音は次第に遠ざかって行きます。
遊歩道の先に吊り橋が見えて来ました。
「浮島橋」です。
聞こえてくるのは風の音と鳥の囀りと水の音だけ。
「吹割の滝 第3章」です。
対岸へ渡り切って、後ろを振り返ります。
中央部が湾曲していて、両岸から引っ張っている形。
欄干のデザインは真っ赤な色が目立つ紅葉でしょうか。
「浮島橋」を渡り切った先に、遊歩道はまだ続いていました。