古本屋で見つけて、「いったいどんな話なんだろう?」

と興味を持ったので買ってきました。

 

 序 章 冬の日

 第1章 一緒に~西へ

 第2章 腕の温もり

 第3章 鳥取砂丘

 第4章 富士山

 第5章 夏の海辺、死の影

 第6章 鈴の音

 終 章 喪の時

 

読み始めてすぐに「あっ!こりゃぁ重そうだな」

と感じながら、最後まで読み切りました。

「打つ手はあったのに、打てなかった」

「想いや考えはあったのに、決断できなかった」場合に

どうなっていくのかを、堂々巡りのような内容で

底なし沼へ沈んでいくような感覚でした。

 

【2022年5月21日 読了】