<2021年3月30日>
放浪ドライブで訪れた福島県会津若松市の「鶴ヶ城」。
開館とほぼ同時に入城し、誰もいないお城の中の展示を、
下から順に見て行きました。
四層の展示は「会津ゆかりの先人たち~明治に生きた会津人」です。
NHKの大河ドラマ「八重の桜」でも有名になった「新島八重」。
会津藩の砲術指南役の家に生まれ、戊辰戦争の籠城戦では
鉄砲を取って男性さながらに奮戦。
その後、新島襄と結婚して、同志社大学の設立を陰で支え、
従軍看護婦や茶道など幅広い分野で活躍しました。
「柴五郎」と「海老名リン」。
「柴五郎」は、9歳のときに戊辰戦争を迎え、
家族全員が自刃した中で生き残り、
その後下北に転封されて「斗南藩」となった会津藩を
先頭に立って支えた人物の一人でした。
義和団の乱、日英同盟、日清・日露戦争などでも活躍。
私は鶴ヶ城を訪ねたこのときの9ヶ月後に、たまたまむつ市へ
行く機会があり、そのときに住居跡の近くまで行くことになります。
「入場者数の調整」というメッセージを横目で見ながら、
その上の「五層」つまり「天守閣」へ向かいました。