永六輔さんの、つぶやきみたいな雑談みたいな本を

今日読み終えました。

 

 第1章 聴く

 第2章 見る

 第3章 触れる

 第4章 話す

 第5章 歩く

 

一応の章立てにはなっていますが、永さんの記憶の断片を

丁寧に拾い上げて行ったような内容です。

 

私と永さんとの思い出は、随分前の山形市。

当時は「シベールアリーナ」と呼んでいた現在の東ソーアリーナで

永さんと遠藤泰子さんのトークショーがありました。

ステージ上の後方にも観客席があり、そこに陣取った私は、

車椅子で搭乗して来た永さんと握手してもらいました。

 

ふわっ!と柔らかく、温かい掌の感触を今でも忘れません。

そのときの記憶を想い出しながら読み終えました。

 

【2022年3月16日 読了】