<3月29日>
足の向くまま気の向くままの放浪ドライブで訪れた福島県喜多方市。
「ふれあい通り」を北から歩いて来て、途中にポケットパークを見つけました。
広場の中央奥に、眼鏡をかけた方の胸像が建っています。
「喜多方の蔵を守った男」「写真家 金田 実」というプレート。
横に回ってみると、解説が刻まれていました。
大正4年生まれ、平成2年没。
蔵に魅せられて蔵の写真を撮り続けた写真家だそうです。
「喜多方のアイデンティティーは蔵だ」という強い想いが、
NHKの番組、新日本紀行の「蔵ずまいの町・喜多方」に結実し、
蔵を潰さずに活かす方向へと導き、今日の街並み形成に繋がりました。
そんな「金田 実」に見下ろされるように、石造りのベンチには、
猫やフクロウも一緒です。
そんな「金田 実」を見下ろすように、裏側の家では、
屋根の葺き替えらしき作業が行われていました。
そんな「金田 実」が見つめる先、道路の向こう側には、
店頭に野菜が並ぶ「三十八間蔵」と、左側の「グリーンホテル」の間に、
工事中のフェンスがありました。