<3月13日>
昨冬は久しぶりの豪雪になり、3月14日時点でもこの積雪でした。
春も近いというのに、いつ消えるとも知れない雪に埋もれた家から
年寄りを連れ出し、向かった先は「安近短」のようではありますが、
「安」とは言えない、ちょっと豪華な場所でした。
予約をしておいたお店の方の出迎えを受けて中へ入ると、
段飾りが3つ並んだお雛様に、まず目を奪われます。
「COVID-19」禍で、家族のお祝いをしたくてもなかなかできません。
でも「三密」を避け、家族だけで広めの個室を予約して、
食事するぐらいなら大丈夫だろうと、予め日程を決めてこの日になりました。
最初は「旬菜」。
蟹の黄金松前漬け、筍の木の芽和え、飯蛸桜煮、蕨烏賊、
公魚の踊り焼き、独活田楽、天豆海老鋳込み、花弁百合根。
次に「お椀」。
鮎魚女葛叩き、花豆富、蕨、花弁野菜。
途中、プレゼントタイムを挟んで。
「焼物」は、筍船焼き、鰆柚庵、木の芽、桜長芋、海老、
金時生姜、野蒜、もろみ味噌。
「COVID-19禍のお祝い」は、ゆったりと時間が過ぎて行きました。