いま話題の本を読み終えました。
テクノロジーの進化は、人間の進化のように見えます。
でも「脳」はいえば、実はその進化について来れておらず、
とくにスマホは「危険」が多い・・・という話。
第1章 人類はスマホなしで歴史を作ってきた
第2章 ストレス、恐怖、うつには役目がある
第3章 スマホは私たちの最新のドラッグである
第4章 集中力こそ現代社会の貴重品
第5章 スクリーンがメンタルヘルスや睡眠に与える影響
第6章 SNS~現代最強の「インフルエンサー」
第7章 バカになっていく子供たち
第8章 運動というスマートな対抗策
第9章 脳はスマホに適応するのか?
スマホは、今や片時も話せない必需品となり、
見えなくなったが最後、心配と不安で狂いそうになる・・・となれば
もう立派な中毒症状と言えます。
とくに自らをコントロールする力が未熟な子供たちに与えている影響は
将来のことを考えると、背筋が凍ります。
とはいえスマホはこれからも、一生手放せない。
ではどうするか?
それに対するアドバイスも最後に書かれています。
精神科医の忠告は、いちいちごもっともで、身につまされました。
【2021年7月5日 読了】