世界史の授業でヨーロッパ史を学びましたが、

いま一つ印象が薄いというのが正直なところです。

 

昨年の3月はドイツ~チェコ~オーストリアを巡るツァーへ

「行っている」はずで、そのための事前知識的意味合いで

購入した本でしたが、ツァーは中止、読書も中断していました。

 

 第1章 ドイツ史の始まり

 第2章 叙任権闘争の時代

 第3章 個人の誕生

 第4章 神聖ローマ帝国

 第5章 中世末期の苦悩

 第6章 宗教改革の波

 第7章 15・16世紀の文化と社会

 第8章 領邦国家の時代

 第9章 三十年戦争の結末

 第10章 ゲーテの時代

 第11章 ビスマルクの時代

 第12章 ヴァイマール体制へ

 第13章 ナチズムの支配と敗戦

 第14章 亡命と難民の時代

 第15章 ヨーロッパ連合の一員として

 

「ドイツ的」という言葉を理解するためには、

中世の時代から根底に流れている「アジール(庇護権)」

理念を理解しないと始まらない。

現在はEUでも存在感を高めているドイツの

いささか分かりにくい歴史が、少し分かりました。

 

【2021年6月26日 読了】