<2月21日>
秋田公立美術大学の卒展・修了展「へば、」めぐり。
次に駅前の商業ビル6階にある美大のサテライトコーナーに来ました。
ここが「第3会場」で、大学院生たちの作品が展示されています。
受付の横にあった屋台のような大八車のような作品は、
包吉春さんの「自裕交楽市」。
「売り物」でした。
高齢者施設の外に設置して、入所している高齢者たちの
交換、購買、交流を促そうとするものでした。
使い方のイメージも詳しく解説されています。
こちらは、林文洲さんの作品。
「人生プロセスを<区切る>図像表現と人生観
~<老いの坂と<人生の階段図>を中心に~」です。
タブレット端末が並ぶのは、厳嘉媛さんの作品「愛情の花を探す旅」です。
真っ暗闇の室内に、透明なアクリル板のようなものが立てられており、
そこにプロジェクターから魚が浮かび上がります。
周思思さんの作品「魚語り」。
大学院生の研究成果の「院生展示」はひときわ奥深い印象でした。
2日間をかけて、駆け足で見て廻った今年の卒展。
毎年のことですが、今年もキラリ!と光る才能の集まりを楽しむことができました。
【FIN】