<2020年9月7日>

秋田県南部、宮城県との県境付近に拡がる「川原毛地獄」は、

恐山や立山と共に日本三大霊場のひとつに数えられる名所ですが

ただただ荒れ果てた景色が拡がるだけで、何もありません。

 

地獄の入り口に解説板がありました。

 

川原毛地獄の真っ白な光景に関する説明がありました。

 

川原毛地獄のような地球のエネルギーを利用して、

このエリアでは「地熱発電所」が数ヶ所にできています。

 

最近完成したのが「山葵沢(わさびざわ)地熱発電所」で、

施設は立入禁止になっていましたが、

道路の横を巨大な「パイプライン」が延々と続いていました。

 

発電所そのものは山の中腹にあり、そこから「パイプライン」が延びています。

車を走らせながら追いかけて行くと、かなり山裾のあたりが終点でした。

終点の施設も立入禁止。

地熱発電の仕組みはよく分かりませんが、この長大な「パイプライン」

何かを地中に戻しているようでした。

 

菅さんが総理になって「カーボン・ゼロ」を宣言し、

再生可能エネルギーが注目されています。

地熱も再生可能に入る仕組みで、県境に点在する地熱関連施設の実態を

ひと通り見て回ったドライブで、ポテンシャルの高さを再認識することができました。

 

【FIN】