<2019年3月31日>
一夜明けて、2019年3月31日になりました。
イギリスの旅も6日目。そしてイギリスにとっては歴史的な日の朝です。
この日は4時頃にはもう目が醒めて、早朝のBBCニュースを見ていました。
メイ首相が議会で演説しているニュースです。
今になって思えば「超三密」ですが、これがイギリス方式の議会の姿。
この密議場で、あの議長が何回もニュース映像になって世界を駆け巡りました。
この日は「ブレグジット」の当日・・・になるはずでした。
旅に出る前から、イギリスに滞在している間に「ブレグジット当日」を迎えることは
分かっていましたので、「当日のイギリスはどんな雰囲気なんだろう?」というのも
興味津々でした。
でも実際は、延期が決定し、その先の方向性に向けてメイ首相の演説が続きます。
この日の午後4時の気温の予想。ロンドンは11度でした。
次は翌月曜日の朝です。ロンドンは5度。
この季節はだいたいそんなもんなのかも知れません。
北国から来た私たちにとっては、普通の気温。
翌月曜日、つまり4月1日11時頃の雲の様子で、
幸いロンドンには雲がかからない、晴れの予想でした。
こうして「2019年3月31日」、「ブレグジット」=「British」+「exit」という
EU離脱の日を、イギリスは何事もなかったように静かに迎えていました。