<4月5日>
沖縄県那覇市の県庁前にある「パレットくもじ」。
その4階にある「那覇市歴史博物館」めぐりです。
次は、沖縄を代表するこの衣裳。
王家である「尚家」に伝わるもので、
「紅型」は王族など一部の階層で着られていたものだそうです。
最初の一着は「空色地左三ツ巴紋散文様紅型木綿袷衣裳」。
「左三ツ巴紋」は尚家の家紋です。
二着目は細かい模様です。
「白地左三ツ巴紋散桜文様紅型木綿衣裳」。
男性用の冬の衣裳で、第19代の尚泰が好んだとのこと。
私が訪ねた4月は、国宝の三つ巴紋の「紅型衣裳」が展示されていました。
三着目は藍色に綺麗な白抜きの模様。
「紺地左三ツ巴紋散文様藍型苧麻衣裳」。
こちらは「紅型」ではなく「藍型」です。
今年度の国宝級衣裳の展示スケジュール。
こうしてみると、衣裳だけでも相当な数の国宝があることが分かります。