<4月5日>
那覇市の県庁前にある「パレットくもじ」の4階。
「那覇市歴史博物館」めぐり。
「三線の名器」の次は「文書・記録類」の展示です。
琉球王国の王家だった尚家に所蔵されていた文書類で、
1000点以上が国宝です。
そして「王冠」も展示されていました。
「おうかん」ではなく「ぎょくかん」です。
「簪」が付いているので「付簪」ということでしょうか。
国の重要な儀式などで国王が使ったもので、
【 表面には黒縮緬が貼られ、その上に金糸の帯が12筋縫われ、
各金筋には24個ずつ金や銀、珊瑚、水晶など7種類の玉が
合計288個、鋲で止められている。金簪には龍の文様が
表されている。】とのこと。
パンフレットでは、特別公開は4月24日からとなっていましたが、
4月5日でも見ることができました。
新型コロナ禍で「国宝の王冠」が特別の特別に
展示されていたのかも知れません。