劇中劇で飽きさせない展開をしてくれる脚本は、

過去のストーリーが敗戦直後から

一気に平成バブルの時代に飛びます。

 

主人公夫婦は老人になり、

6人の子供と12人の孫がいるという設定。

全員は頭に入らないので、

その都度家系図を確認しながら読み進めて行きました。

 

老夫婦役は橋爪さんと風吹さんに替わります。

 

昨年テレビで放送されている途中で、

10月に八千草薫さんと山谷初男さん、12月に梅宮辰夫さんが

それぞれ旅立ち、巻末に弔意が述べられています。

ドラマでは前撮りも含めて、旅立った方々も違和感なく登場していました。

老若男女が入り乱れ、現代劇と劇中劇が交錯する話は

最終の第5巻に突入しました。

 

【2020年8月17日 読了】