倉本聰脚本「やすらぎの刻~道」の第2巻を読み終えました。
「やすらぎの郷」へは問題児の男の子や
新しい入所者が続々と入って来て「空気」が変わり始めます。
一方、劇中劇として並行して走る山梨の山村では、
開戦から戦時色が濃くなり、徴兵、徴兵忌避、といったことも絡めながら
日本が太平洋戦争へ突入して行った時代の「空気」の変化が、
克明に描かれています。
第51話から第100話までで、最後は三男の徴兵忌避による自死と
応召した次男が南方で戦死した公報が届くところまで。
1年前の、ちょうど今頃観ていたドラマですので、
シナリオに描かれたそれぞれのシーンを、
まだ鮮明に思い出すことができます。
【2020年6月26日 読了】