<3月6日>
初めて訪れた青森県六ヶ所村。
温浴施設「ろっかぽっか」を見物したあと、その後方の敷地にある建物へ。
本格焼酎「六趣」製造工房、とあります。
「六趣」のタペストリーの先には商品の陳列棚があり、
正面にはガラス張りの先に工場が見えて、
製造工程が説明されていました。
真新しいタンクと複雑に入り組んだパイプ。
見学コースに沿って奥まで行くと、
木製の樽が整然と並んでいて、熟成中です。
階段を上がった上からは、醸造タンクの上部を見ることができました。
綺麗に磨かれて清潔な工場です。
商品の即売もされてはいましたが、その殆どが予約制。
事前予約を取って、その分だけでほぼ売り切ってしまうようで、
一般には殆ど出回っていない銘柄のようです。
原料の大麦に二次仕込みで加えるのが、特産の「長いも」。
平成3年(1991)に九州の酒造会社に商品開発を依頼し、
この工場が完成したのは平成18年(2006)とのこと。
最初のスタートから数えれば約30年。
工場完成からも14年が経っています。
六ヶ所村特産の長いも焼酎「六趣」。存在そのものを初めて知りました。