<2019年12月24日>
この日は投宿した五所川原市のホテルを出て、つがる市内めぐり。
北西の日本海に近いあたりへ行ったときに、異様な光景を目にしました。
広場の一角に、ブルーシートで覆われた車庫かビニールハウスのような形の
掘立小屋のようなものが並んでいます。
小屋の前に並べられているのは、ホタテの貝殻を繋げた鎖のようなもの。
山のようなホタテの貝殻を、加工している小屋のようです。
失礼して中へ。
袋に入ったホタテの貝殻を、日がな一日重ねて繋げる作業。
殆ど腰の曲がった高齢の女性たちが、
日本海からの寒風が吹き付ける中で、一人黙々と作業しています。
漁礁に使うのか、はたまた土木建築関連なのかは定かではありませんでした。
この日の帰りは「弘前駅」から。
ちょうどお昼頃でしたので、弁当を買います。
このときは、以前から気になっていた
「津軽の弁当」=「津軽弁」。
弁当を買って改札を抜けます。
弘前城と教会のディスプレイがありました。
特急列車に乗ってから弁当を拡げました。
津軽めんこい懐石弁当「ひとくちだらけ」。
すべてひと口サイズで、何と24種類もあります。
それぞれに詳しい説明が付けられていました。
丁寧な説明で、一つずつ食べながら読む楽しみがありました。
こうして、12月のクリスマスイヴの南部と津軽の旅は終わりました。
【FIN】