「北の国から」などの演出で知られる杉田さんの本です。

標題は「鶴にはなれないけど、せめて鳩くらいには」という意味。

内容は波乱万丈、狂瀾怒濤、抱腹絶倒の内輪話&裏話。

 

 第1章 結婚。

 第2章 第一子誕生。

 第3章 第一子その後。

 第4章 第二子誕生。

 第5章 二人の兄妹と、僕の従兄妹。

 第6章 第三子誕生。

 第7章 家族。

 

57歳のときに30歳年下の方と再婚し、それが第1章の始まり。

そこから何と3人の子供をもうけて、仕事と子育てと家族との

半分笑えて半分哀しい物語が、ドラマチックに展開します。

 

とくに最後半に出て来る「ネズミ騒動」「ルーツ話」は珠玉の内容。

深刻なことはサラリと冗談半分に、一見ふざけたことは真面目に・・・。

絶妙の筆致に、ほとほと感心させられました。

 

【2020年4月1日 読了】