<2019年9月29日>
東京西新宿のホテルで迎えた3日目の朝、
5時30分頃、恒例の早朝散歩に出掛けて、この日はホテルの向かい側へ。
目の前の「甲州街道」が区の境にもなっているようで、
ホテルのあるのが西新宿3丁目で、
向かい側へ渡ったら「代々木3丁目」つまり「渋谷区」です。
小路へ入ったところに小さな鳥居と「天満宮」の文字。
鳥居の横にある大木の解説がありました。
「箒銀杏」という名前です。
離れて見ると「箒」に見えるのでこの名前がついたとのこと。
樹齢は300年以上で、近くを流れていた「玉川上水」に育まれ、
1900年(明治33年)に代々木八幡に合祀されたものの、
小さな祠が残されているので天神様として管理されています。
「箒」に見えると言えば見える?
この小さな天満宮に因んだ橋が近くにある「天神橋」だったようで、
玉川上水に架かっていた橋は、今では「跡」になっています。
「天神橋跡」はちょうど「文化学園」正門前でした。
文化学園大学、文化服装学院、文化ファッション大学院大学、
文化外国語専門学校から成っています。
正門をバックにして、犬の散歩をさせているひとをやり過ごします。
「ブラタモリ」風に見れば、確かに左側の木立と、細い空間は
かつての「玉川上水」のように見えて来ます。