<2019年10月11日>
青森県十和田市での朝の散歩。
商店街の通りを左に折れて、真っ直ぐ歩いて来ると正面に鳥居が見えて来ます。
鳥居の後ろ側はこんもりした樹々の塊。
その樹々の塊を避けるように、ここから道路が二股に分かれて延びていました。
鳥居の前に立つ標柱には「新渡戸記念館」とあります。
新渡戸といえば新渡戸稲造が浮かびますが、
新渡戸稲造といえば真っ先に浮かぶのは「盛岡」です。
盛岡城址公園にある「願わくは われ 太平洋の橋とならん」の碑、
中津川沿いの岩手県民会館前の胸像が脳裏をかすめました。
「十和田市立 新渡戸記念館」というのがあるようです。
新渡戸家三代が十和田市に人工河川を造成したそうで、
新渡戸稲造の遺品も展示している記念館でした。
このときはじめて、新渡戸と十和田の関係を知りました。
鳥居の真ん前には「太素塚」の石柱。
そんな地域の名士、新渡戸三代を祀っているということでしょうか。
境内へ入って行ってみることにしました。