<9月3日>

秋田県北秋田郡上小阿仁村で開催されていた

アートイベント「かみこあにプロジェクト 2019」めぐり。

次の作品は、田原唯之作「節穴と面目のトポロジー」です。

 

小屋に向かって木製の渡り廊下のようなものが伸びています。

 

中は真っ暗。

 

奥の部屋は、「節穴だらけ」でした。

 

その闇の中にお面が浮かび上がり、「ドキッ!」とします。

キャプションによれば・・・

【木の木立から小屋の材へ。

 たとえ姿を変えたとしても、木は生き物であるということを教えてくれる

 節穴を通して、僕らの視座を拡張される。

 それは、面を被ることによって自分以外の何物かを憑依させる

 番楽の演じ手の視線のあり方にも似ている。

 節穴と面目。そこに起動するトポロジー。

 僕らの目は節穴ではないはずだ。】

 

「節穴」からは、里山の風景が見えました。