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自然の在り方、ヒトの行く末、日本の未来などについて、
「 愚者が賢者に質問する 」 というスタイルの内容でした。
愚者は、倉本さんと、富良野自然塾の副塾長の林原さんの二人。
 
  分かりやすい伝え方・・・池上彰(ジャーナリスト)
  極地の海で今何が起きているか・・・大島慶一郎(海洋学者)
  ミツバチが教えてくれる環境汚染・・・山田英生(養蜂業)
  宇宙から環境問題を解く・・・松井孝典(理学博士)
  サルを通してヒトを見つめる・・・山極寿一(人類学・霊長類学者)
  なぜ日本人は“原発の嘘”を信じたのか?・・・小出裕章(原子核工学者)
  段々畑に染み込んだ農業の真実・・・山下惣一(農民作家)
 
7人の賢者との対談を通じて問われているのは 【 今、私たちは、
持続可能な社会に通じる 「 希望の道 」 を選ぶか、
持続不可能な社会に通じる 「 絶望の道 」 を選ぶかの瀬戸際の
分岐点に立っているように思える。】 というひと言でしょうか。
知っているようで知らない 「 真実 」 が如何に多いか、
ということを改めて実感しました。
 
 【2019年5月28日 読了】