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役者さんが役を演じるときに、
どんな心理状態なのかが、よく分かる内容でした。
「 倍賞千恵子 」 から 「 諏訪さくら 」 になる瞬間、
その他にも 「 家族 」「 故郷 」「 遥かなる山の呼び声 」
「 幸せの黄色いハンカチ 」「 駅STATION 」
などなど名作の数々に出演したときの、
細かいエピソードや心境が肩肘張らずに素直に語られています。
 
  第1章 寅さんと渥美さんと私
  第2章 本番、よーいスタート!
  第3章 北海道、そして健さん
  第4章 普通を演じる
  第5章 人生というステージ
 
「 男はつらいよ 」 は映画になる前はテレビドラマだったそうで、
そのときの仮タイトルは 「 愚兄賢妹 」 だったとのこと。
そのままズバリ!のタイトル名です。
倍賞さんの人柄が滲み出て来るような一冊でした。
 
【 2019年4月12日 読了 】