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「 分かっちゃいるのに、やめられない 」 のか、
それとも 「 分からない 」 のか・・・、
この手の本を読むとそういう想いを強くします。
 
人口が減少して行くことは明らかな事実・現実で、
大量の移民でも受け入れない限り将来人口の
予測数値はほぼ当たります。
人が住むための住宅も、随分前から供給過剰が続いていて、
世帯総数を1割も上回る過剰になっているのに、
都会ではタワーマンションが、
地方でも市街化調整区域などにまで新築の住宅が造られ続けています。
 
  第1章 タワマン乱立、不都合な未来像
  第2章 マンション危機、押し寄せる「老い」の波
  第3章 虚構のコンパクトシティー
  第4章 脱・限界都市の挑戦
 
近い将来、
日本の住宅事情は深刻な問題が次々に起きて来ることは、
(ある意味)火を見るより明らかです。
それでも、今の不思議な流れは止まりそうもありません。
警鐘を鳴らす著書が数多く出ており、
テレビでも再三に渡って取り上げられていますが、
本当にどうしようもなくなってから初めて気が付くのかも知れません。
 
【 2019年3月26日 読了 】