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1ヶ月ほど前に読んだ
「 斗南藩~「 朝敵 」 会津藩士たちの苦難と再起 」 の影響で、
会津藩関連の本をまた読んでみました。
 
文久二年 ( 1862 ) 12月、
京都守護職となった会津藩主松平容保が、
幕末の動乱の中で大政奉還、鳥羽伏見の戦いなどを経て、
徳川幕府と運命を共にせざるを得なかった歴史を事細かに掘り起こしています。
 
  第1章 京都守護職
  第2章 激動の京都
  第3章 薩摩・会津同盟
  第4章 長州との確執
  第5章 禁門の変
  第6章 容保の政治
  第7章 孝明天皇崩御
  第8章 徳川絶対主義国家
  第9章 慶喜逃亡
 
このときの京都守護職での経緯が戊辰戦争、
会津藩滅亡、斗南藩と繋がって行くことになります。
 
基本的に歴史は 「 官軍 」 側から書かれた流れが主流になっており、
それでなくても明治維新前後は複雑で分かりにくい構図になっていますが、
「 賊軍 」 側から見た場合は、ある意味全く違った景色が見えて来ることが分かります。
もう少し 「 会津藩 」 絡みを調べてみたくなりました。
 
【 2019年3月17日 読了 】