イメージ 1
<2018年11月6日>
青森駅界隈の散歩で訪れた、青函連絡船メモリアルシップ 「 八甲田丸 」
連絡船の歴史を辿る中に 「 連絡船たち 」 の建造史もありました。
右側のページは明治39年から始まります。
左側のページには大正15年11月に横浜ドックで
第一青函丸が竣工し12月に就航、
昭和5年第二青函丸就航・・・、第三、第四と続いて
左側のページには第十青函丸が昭和20年に就航。
この年には米軍機の爆撃を受けたことも書かれてあります。
 
イメージ 2
「 青函連絡船年表 」 は続きます。
他の航路で走っていた亜庭丸、景福丸、壱岐丸、宗谷丸
といった船が転属されて就航した歴史。
昭和21年には第十二青函丸が就航したあとに、
石狩丸が就航しています。
昭和23年になると、
北見丸、十勝丸、羊蹄丸、渡島丸、摩周丸、日高丸、大雪丸が一気に就航。
昭和29年、台風15号で洞爺丸、第十一青函丸、北見丸、日高丸、十勝丸が沈没とあり、
あのときの被害は洞爺丸だけではなかったことが分かります。
 
イメージ 3
昭和39年の東京オリンピックの年には、
津軽丸、八甲田丸、松前丸、大雪丸、摩周丸、羊蹄丸、十和田丸が
一気に就航しており、新幹線だけでなく様々なものが 「 造られた 」 ことも分かります。
そして昭和63年3月13日、函館から羊蹄丸、青森から八甲田丸が出航し、
それぞれ終着の港に着いて、連絡船の歴史は終わっています。
 
イメージ 4
「 青函を通った列車たち 」 は模型で展示されていました。
 
イメージ 5
様々な看板類や文書類です。
 
イメージ 6
「 全自動制御システム 」 の仕組みもありました。