<7月13日>

青森県むつ市の川内地区めぐり。
「 道の駅かわうち湖 」 から 「 川内ダム 」 の堰堤に来ました。
真上から放水口を見下ろすと、目がくらみます。
 
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「 自然と調和 」「 山紫水明 」
「 川内ダムは下北の流れを切り開く源泉だ 」
「 心の琴の絃も張る 」
などの書も彫り込まれています。
 
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堰堤を渡って、対岸まで来ました。
 
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ダムの分厚い壁を滑るように流れていく、放水の奔流。
 
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「 留魂 」 と記されたメッセージもあります。
【 今ここに川内ダムが立派に完成を見る。
 われら野平開拓入植者の三十年にわたる苦闘の跡を鎮める
 山上の湖畔に往時を忍びながら、蔭に陽に、
 温情支援を賜りし関係者各位に、
 開拓入植者七十八名が満腔の感謝を捧げ、
 川内ダムが満々と水を湛え、
 利に災にその大義を果たさんことを希う。】
平成5年10月に野平開拓入植者の方々は、
ダム湖の底に沈んだ村の人だったのでしょうか。
 
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対岸から振り返ると、ダムは深い霧に包まれようとしていました。
 
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再び道路側へ戻って来ました。
ダムの管理棟の前に、詳しいダムの規模が掲示されています。
この後ダムを後にしますが、
「 留魂 」 のメッセージがずっと頭にこびりついていました。