イメージ 1
統計的な年齢区分は、昔から15歳未満が 「 年少 」
15歳から65歳未満までが 「 生産年齢 」
65歳以上が 「 老年 」 と定められていて、
ニュースなどの報道も基本的にはこの年齢区分に基づいています。
 
過去からのトレンドも含めた一貫性という点では、その通りですが、
これが現代の社会の実状に合っているかといえば、
必ずしもそうとは限りません。
筆者の言うように、24歳と74歳を区切りにした方が、
実態に即しているという見方もできます。
そうなると、今の世の中は 「 少子化 」 ではなく
増子化 」「 高齢化 」 ではなく 「 中年化 」
という捉え方になります。
 
 序 章 「増子・中年化」社会が来る
 第1章 コンデンシング社会へ向かって
 第2章 顧客が減っても売り上げを伸ばす
 第3章 世代・時代・年代の変化を読む
 第4章 スーパーファミリーへ挑む
 第5章 人口減少地域こそ先進地
 第6章 必需“心”をキャッチする
 第7章 “学び”と“遊び”の核を突く
 第8章 人口反転に向かって
 
ものの見方は一つではなく、見る視点や考える視点を変えれば、
全く違う風景が見えるものです。
大切なのは、過去からの慣例や常識に囚われない、
柔軟な思考力ということになりそうです。
 
【 2018年10月17日 読了 】