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TVなどでもお馴染みの鎌田先生の本を読み終えました。
ヒトの生も死も、自然の営みの一部にすぎないから、
そんなにジタバタしなくても・・・という読後感が残ります。
 
登場人物の殆んどが天国へ旅立っていく、
勤務先の諏訪中央病院を今のようにするまでは
大変な艱難辛苦があった・・・などという深刻な話題も、
じつにサラリと何事もなかったように語られています。
章立ては以下の通り
 
 命を支えるということ
 患者が来ない病院
 ぼくが田舎の医者になった理由
 チェルノブイリへ
 がんばらない
 医療が変わる
 あなたはあなたのままでいい
 
私自身、「 あと何年 」 とか 「 あと何回 」 とか
カウントダウンを意識するトシになったので、
自然の営みの中で、自然にフェードアウトしたいものだと思います。
 
【 2018年10月7日 読了 】