
<2017年8月29日>
「 二つの願い 」 を二つとも叶えて、帰りに立ち寄った信州松本の街歩き。
松本城の天守最上階まで登り、360度の景色を楽しみました。
最後は 「 北 」 です。

アルプス公園、芥子望主山、重要文化財旧開智学校が見えるはず。

実際の眺めはもっと遠景で小さく、
旧開智学校の塔屋が木々の陰に見えていました。

「 北 」 側には 「 守護神二十六夜社勧請の謂れ 」 の解説板がありました。
元和四年(1618)の正月に月が東に昇る頃、
「 二十六夜 」 が天守番の前に美婦として現れ、
自らを祀って毎年餅を撒いてお祓いするようお告げがあったという内容です。
明治維新の頃まではそのお告げの通りに実行して来たら、
松本城の天守は多くの危難を乗り越えて来たとのこと。

天守六階の解説です。
広さは三間(京間16畳)で畳を敷くこともでき、
有事には最高幹部の司令塔になったとのこと。
高さは地上22メートルほどです。

天守最上階をひと回りして景色を楽しみ、
東側に設けられた階段から降り始めました。
狭い階段なので、登って来る人とお互い譲り合いながらの交叉です。