
<2017年11月12日>
秋田市寺町界隈を歩くイベント 「 寺町ウォーク 」。
最初の 「 鱗勝院 」 を出て、道路を歩きながらボランティアガイドさんの説明が続きます。
「 旭北栄町 」 の十字路では、現在は道路になっている場所が、かつてはお寺だったとのこと。居住環境や
道路事情や大規模イベントなどによって都市計画が変わり、寺が寄せられて道路になったりしたことが多々
あることを初めて知りました。

珍しかったのは、墓地の周囲を煉瓦塀で囲っていること。
これも歴史の中でこういう姿を残していることが分かりました。

「 菅江真澄の道 」 の標柱があるのは 「 當福寺 」。
菅江真澄は江戸時代の旅行家で、みちのくを旅して 「 遊覧記 」 を残した人物。あちこちに足跡が残って
います。

「 當福寺 」 も道路の拡幅で影響を受けた寺だそうで、山門の左側は片側3車線の道路になっていますが、
その昔は寺の敷地だったとのこと。

昔は寺の敷地だった場所を貫いた 「 竿燈大通り 」 を横切って、「 寺町エリア 」 へ入りました。
角にあるのは 「 釈迦堂光明寺 」。

麟勝院にあったのは 「 刷毛塚 」。
次に見つけたのは 「 針塚 」 です。
お寺の境内に入り込むことはまずないため、こうしてあちこちに 「 〇〇塚 」 があることも初めて知りました。